クオリティの高さで評価が高まっているイタリアンボトラー、ウィルソン&モーガン。
リフィルホグスヘッド熟成後、1stフィルシェリーホグスヘッドで48ヶ月追加熟成。
<ウィルソン&モーガン社:テイスティング>
香り:オレンジピールを中心に、ほのかな柑橘の爽やかさが広がります。続いてハーブティーや薬草を思わせる落ち着いたアロマが現れ、穏やかなオーク香と雨上がりの森を思わせる湿った土のニュアンスが奥行きを与えます。
味 :口当たりは引き締まったタンニンと上品なオーク、ハーブの風味が印象的です。中盤からは酒質に丸みが生まれ、オレンジマーマレードやタマリンドを思わせる果実味が広がります。後半にはナツメグを中心としたスパイスが重なり、果実の厚みを感じさせながらもドライな輪郭を保ちます。
余韻:長く、スパイスと樽由来のタンニンがゆっくりと存在感を増し、ほのかなオークのニュアンスを伴いながら力強く収束していきます。
総合:48か月にわたり1stフィルオロロソ樽で仕上げられた一本。長期間のフィニッシュでありながら樽の個性が過度に前へ出ることはなく、グレングラントらしい端正な酒質と美しく調和しています。長期シェリーフィニッシュでありながら酒質との調和に優れ、グレングラントの個性を丁寧に引き出した奥行きのある一本です。


