クオリティの高さが認知され、徐々に評価が高まっているイタリアンボトラー、ウィルソン&モーガン。
リフィルホグスヘッド熟成後、2ndフィルヴァージンオークホグスヘッドで追加熟成。
<ウィルソン&モーガン社:テイスティング>
香り:力強いピートスモークとタール香が立ち上がり、奥にバニラやモルトの甘みが広がります。さらにバナナやリンゴを思わせる黄色系果実が加わり、若々しい海風のニュアンスが全体を支えます。
味 :厚みがあり、スモークの力強さに加えてローストしたニュアンスが現れます。コーヒーやピーナッツの香ばしさ、甘草やブラウンシュガーのコクが重なり、中盤にかけてクリーミーでジューシーな質感へと変化します。力強いピートとのバランスも秀逸です。
余韻:長く持続し、濃厚なピートスモークが心地よく続きます。終盤にはわずかに植物的なニュアンスが現れ、ドライで引き締まった余韻へと収束していきます。
総合:ヴァージンオークによる厚みを加えながらも、カリラ本来のピートと海洋性をしっかりと残した一本。樽の個性と蒸留所のキャラクターが無理なく調和した、王道アイラスタイルです。アイラらしい力強さを保ちながら、ヴァージンオークが程よい厚みと複雑さを与えた魅力的な仕上がりです。


