大阪道頓堀のBAR SIMONさんの10周年記念ボトル。
私が初めてSIMON向井さんとお会いしたのは今の道頓堀に移転する前の難波店の頃。オープンからわずか数年で店内に所狭しと並べられた新旧話題のボトル達を見てとても驚いたことをよく覚えております。
古いボトルも多く、「長い時間をかけて収集されたボトルですか?」とお聞きすると、「いえ、ここ数年で、割と最近買い始めました」と答え、続けて「欲しいボトルがたくさんあるので、昼も別の仕事をしてその給料を全部お酒に突っ込んでいます。」と仰っていました。
一日のスケジュールをお聞きすると、お店を終えたらわずかな仮眠を取り、昼は体力を使う仕事をして終わったらすぐにお店を開けるとのことで、寝る時間もほとんどない生活に私は大変驚き、ウィスキーへの熱量のなんと高い方だろうと瞠目致しました。
時間の使い方、仕事のやり方、あるいは健康や人生の幸福について、みなさまそれぞれにご自身の哲学や信念がおありかと存じますが、自分が好きなことに向かって自分ができることを寝る間も惜しんで行動する向井さんのひたむきさにわたくしは感嘆しました。
あれから数年が経ち、10周年を迎えられたとのこと。誠におめでとう御座います。テイスティングしましたが、トロみがありワイン樽なのですがシェリー樽熟成のようなテイストがありお薦めとなっております。
当時はお一人でしたが、現在はスタッフの方もおり、海外のイベントへも精力的に出展され、日本に流通していないボトルや伝説的なオールドボトルも多数取り扱う有名店となっています。お休みなしで毎日15時オープンとなっておりますので、この機会に訪ねてみられてはいかがでしょうか?
瓶詰め151本のみ★当店少量入荷★1stフィルボルドー赤ワインホグスヘッド熟成。
<BAR SIMON向井氏:テイスティング>
香り:ベリー系のフルーツ、柑橘系の皮、バニラ、焼き立てのホットケーキ、ミネラル
味 :注ぎたては固さを感じる、ラズベリーキャンディ、プラム、デーツ、バニラ、ホワイトペッパー、少しのタンニンと土っぽさ
余韻:プラムキャンディ、デラウェアの皮を噛んだときのような収斂味、ペッパー


