ロッホリー蒸溜所はスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズがかつて農業を営み、詩の創作に励んだローランドの農場に2018年に創業した家族経営の蒸溜所です。100%自社栽培の大麦をフロアモルティングで製麦し、2回蒸溜によるシングルモルトウイスキーづくりを行っています。年間生産量は20万リットルと小規模の蒸溜所です。
ウイスキーマガジン主催のアイコンズ・オブ・ウイスキーにて、ロッホリー蒸溜所は、「シングルエステート オブ ザ イヤー2023」に輝きました。
ロッホリー プラウイング エディション(サードクロップ)は年4回のシーズナルリリースのひとつで、種まきに備え畑を耕し(Ploughing)、ピートで暖を取る冬の季節をイメージした限定商品です。
プラウイング エディションとしては、三部作の最終章にあたります。自社栽培の大麦を100%使用し、アイラモルトの熟成に使用された空き樽(バレル)で熟成した、スモーキーなシングルカスク。セカンドクロップよりも1年長い熟成期間を経た原酒のみを使用しています。
使用されたアイラカスクは、アイラ島南岸にある王室御用達ラフロイグ蒸溜所のウイスキーの熟成に用いられていたものです。日本国内への入荷はわずか160本。
ラフロイグバレルで熟成。
<輸入元テイスティング>
香り:フレッシュな青リンゴ、トフィの甘いアロマ、そしてスモークが感じられます。
味 :ジューシーなフルーツに加え、香り以上にしっかりと感じる旨味を伴ったピートスモークがビスケットと混ざり合います。
余韻:アイラの海を感じるシーソルトが加わり、ピートスモークが心地よく鼻に抜けていきます。
総合:これまでのリリースの中で最もスモーキーな1本で、ロッホリーのモルトの風味を感じるフルーティな味わいとアイラの海を感じるスモーキーさがバランス良く広がります。シーズナルリリースの集大成でもあるプラウイング エディションの最終章。