1921年、タバコの卸売業からスタートしたオランダのヴァンウィーズは1963年に酒類の取扱いを開始。
1968年にロッテルダム港に向かう途中の船が沈没し、3ヶ月後に引き上げられた積荷からウィスキーを買い取ったところ、南米の優良顧客向けの最高級品で、当時オランダの正規輸入業者を通じて入手できたものよりも大幅に品質が高いものだったことから評判を呼び、販売を開始するとあっという間に売り切れました。
沈没船からの積荷の引き上げを知った多くのスコットランドの会社から在庫を買い戻すための連絡がありましたが、むしろもっと良いウィスキーをオランダに広めるためにスコッチのシングルモルトを発注。1960年代当時ブレンデッドのみが流通していたオランダではシングルモルトは初の輸入となり、後に現当主の父であるハン・ヴァンウィーズ氏は「オランダにウィスキーの飲み方を教えた」と言われ、2018年にマスターオブザクエイヒを叙勲。
現在はグレンファークラス、アラン、ベンロマック、ゴードン&マクファイル、シグナトリーの正規代理店としてオランダでウィスキーの販売を行いながら、1994年に設立したボトラーズのザ・ウルティメイト・ウィスキーカンパニーとしてもリリースを行い、蒸留所やボトラーズから樽を購入するなどしてこれまでに1000樽以上のボトリングを行っています。
リーズナブルな価格にこだわっており、素晴らしいシングルモルトを素晴らしい価格でお届けすることを目指しています。
ホグスヘッド熟成。
<海外テイスティング>
キャラメルと塩水の香りを持つ、ピートとスパイスの効いたウィスキー。
後半はハーブのようなフィニッシュに進化します。