キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、現在ではエジンバラを本拠に専門的な蒸留酒を取り扱っているインディペンデント・ボトラーです。
近年は、同社のこのフラッグシップシリーズより、ユニークなネーミングの様々なタイプのウイスキーが数々リリースされ、幅広いアイテムで愛好家を楽しませてくれています。昨年人気を博した「ノックベック」の新作をご紹介いたします。
「ノックベック」とは、ブレンデッド・モルト・スコッチ・ウイスキー表記ですが、グレンモーレンジ社所有のあの大人気アイラ、アードベッグのティースプーンモルトで、「小さい丘」という意味のゲール語から命名されたブランド。今回は2018年ビンテージのバレル熟成品というスペックとなっております!オフィシャル以外にリリースが稀な上に、高額で入手が難しいあの人気銘柄のヤングモルトを手にするまたとないチャンスです。特に前回見逃された方は、早目のご検討をお願いいたします。
バレル熟成。
<キングスバリー社:テイスティング>
香り:海の波しぶきや甘いスモークのアロマと、ほのかなバニラがグラスを満たす。
味 :塩気と甘さが、ピートスモーク、シトラスフルーツ、クローブと合わさり、口内に満ちていく。
余韻:長く、シトラスを伴いオイリーで、ピートスモークが吹き抜ける。
総合:若いあのアイラモルトをしっかり感じる、力強く華やかなウイスキー。