アバフェルディのビッグヴィンテージ1991、31年熟成の大物です。
以前は当たり年やビッグヴィンテージというと60~70年代を指すことが多かったように思いますが、ここ10年で90年代の真価が発揮され、非常に高く評価される90年代ヴィンテージが現れて参りました。
アバフェルディで言えば間違いなく1991が最高評価の年で、一線を画するハイクオリティぶりは大変有名で、熟成年が20年前後の頃から注目されておりましたが、とうとう大台の30年を超えてリリースされました。
価格はリーズナブルとは参りませんが、最高のウィスキーを追い求めている方には避けては通れない1本となっておりますのでこの機会にお手元にどうぞ。
国内少量入荷★1stフィルシェリーバット熟成。
<G&M社:テイスティング>
香り:煮込んだサルタナのアロマにミックススパイスやキャラメリゼしたデメララシュガー。ミルクチョコレート、セビリアオレンジ(ビターオレンジ)、かすかなジンジャーブレッドが前面に来る。
味 :なめらかで、ベイクドアップルの甘さに続いて、ほのかなブラックペッパーやフレッシュなシトラスが感じられる。トーストしたくるみとチャーしたオークがバランスを取る。
余韻:ミディアムボディでフルーツの余韻が長く続き最後にフレッシュなペパーミントが現れる。