以下、輸入元資料
ドイツのボトラー「ウイスキーエージェンシー」は、今や世界的に有名になった、リンブルグウイスキーフェアーの運営に携わるメンバーが立ち上げたブランドです。今までに築き上げたヨーロッパ中のネットワークを駆使して、スコットランドにある良質の樽を買い上げ、ボトリングをしています。彼らの狙いはもちろん、良質の樽のみをボトリングしリリースすることで、すべてのサンプルを試し、慎重に樽選びを行っています。また、味へのこだわりはもちろんですが、ラベルデザインもプロのグラフィックデザイナーを起用し、今までのドイツのボトラーとは全く違う斬新で芸術的なラベルになっています。
世界のモルトウイスキー市場を賑わせている、人気ナンバーワンのドイツボトラーです。
2007年から2010年のわずか4年間のみ生産された、ブルックラディ蒸留所の実験的な原酒、ロッホインダール。
ポートシャーロットとオクトモアの中間に位置するピートレベルとなっており、オフィシャルでの瓶詰めはなく、ボトラーやカスクオーナーがリリースするのみの貴重原酒となっています。
バレル熟成。
<海外テイスティング>
香り:ヤギの厩舎、アンチョビ、防腐剤、タール、黒コショウのような強烈なアロマがたっぷり。1970年代のブローラに通じるものがあります。煤煙とシトラス。ピーテッドラディのやや農家的で少し素朴なスタイル。
味 :大胆で脂っこく、はっきりとしたピーティさがあり、メントールと甘さが同時に感じられます。ここでもあまり綺麗ではありません(私はこの農家っぽさが大好きです)。オリーブブライン、スモークレモン、干し草。甘いスペアミントとほのかなバニラ。黄色の果実、バナナとホワイトペッパーが最後に感じられます。
余韻:ピーティな余韻が長く、海の香り、コショウ、甘いレモンが感じられます。
総合:ロッホインダールを入手するのは難しいですが、試してみる価値は十分にあります。非常にパンチの効いたすすけたスタイルですが、非常に厚く幅があり、素敵な農場のような香りがします。アイラウイスキーの現在の価格と熟成年数の比率については深く考えないようにしています…。