豊富な古酒のストックで知られるルモルトンですが、カルヴァドスの世界でも古酒の枯渇化が囁かれており、オールドヴィンテージは入手が難しくなり、価格も高騰しております。
貴重な1971ヴィンテージは、50年熟成オーバーとなり、半世紀の時を越えて熟成された銘酒です。今後このような希少性の高い原酒はますます枯渇の一途を辿ると予想されますので、この機会にどうぞお見逃しなくお手元にどうぞ。
「洋ナシのブランデー」と呼ばれる程の洋ナシ配合率を誇るルモルトン。
甘く豊かな味わいと、長期熟成による陶酔感をお愉しみ下さい。
以下資料
ルモルトンのカルヴァドスは、パリをはじめフランス各地の高級レストランで高い評価を受けています。
ノルマンディ地方で収穫された48種類のリンゴと洋ナシでシードルとポワレを仕込み、その醸造酒を蒸留して得られる透明なスピリッツを、さらに樽で長時間に渡って熟成させて出来る琥珀色のブランデーがルモルトンのカルヴァドスです。
最低30%の洋ナシとリンゴのブレンドで、ジュースは完全に発酵するまで木樽に置かれます。円柱形蒸留機で蒸留された後、何十年もの歳月を経て樽から瓶に詰められ、グラスに注がれたときにやっと息を吹き返し、芳醇な芳香が人々を魅了します。