今はなき、ガイアナの閉鎖蒸留所ウィットブルグのラムをボトリングした貴重なボトル。かつてたくさんのラムの蒸溜所があった、南米ガイアナ。ウィットブルグ蒸溜所もそのひとつでしたが、2000年に惜しくも閉鎖。スチルのみが引き継がれ、別の蒸留所で使用されています。現存する貴重な樽から、アスタモリス代表のバート氏が選んだのは1991年蒸留の26年ものです。
典型的なデメラララムとは異なる、明るいクリアな色合いのため、「樽詰めの際のモラセスの添加がなかったものと思われる」とのこと。優しい味わいと評されることが多いアスタモリスですが、こちらはハイプルーフでのボトリング。いつもと違った表情も愉しめるプレミアムな1本です。
閉鎖蒸留所★国内24本★当店3本入荷★
<輸入元テイスティング>
香り:洋ナシやリンゴ、白ぶどうのような白い果物を思わせる、フルーティさ。ほんのりとフルーツブランデーのようなニュアンス。完熟のパイナップルのような南国フルーツ。黒糖の甘さがフルーティさに華を添える。次第に、胡椒のようなスパイシーさ、わずかにバニラ、リコリス。特徴的なゴムのような香りも。
味 :甘く、アルコール感も強い。香りよりもはっきりとしたフルーティさ、黒糖、ゴムと胡椒のスパイシーさを感じる。ドライフルーツやウッディさが程よく感じられる。
余韻:わずかに苦味を伴う、長く心地よい余韻。