シャンタルコントは、1980年代に始まったアグリコールラムのボトラー。マルティニーク島に所縁のあるコント家はマルティニーク産やマリーガラント産のラムをボトリングするボトラーとして知られています。
詰める蒸留所はデパスやラ・フェイバリット、ビエール、トロワリビエールなど、過去にリリースされたボトルも非常に評価が高く、特に1977、1980年のトロワリビエールは伝説的ボトルとなっています。
今回のボトルの蒸留所は、マルティニーク島、ラ・ファボリット蒸留所。家族経営で造られているラムで、ここ数年でマルティニーク島のラムは高騰著しく、2010年代のヴィンテージも3万円以上の価格となっており、2001ヴィンテージが1万円は非常にお買い得となっております。
様々な要因によって、燃料、原料、加工品含め、あらゆるものの価格が世界的に高騰を続ける中、今後、これが安値に戻ることは難しい状況となっています。
価格(スペック)推奨となり恐縮では御座いますが、お客様が後々(そう遠からず)に「買っておいて良かった」となるボトルとなることは間違い御座いません。どうぞこの機会にご検討下さいませ。
<海外テイスティングノート>
香り:青リンゴ、洋ナシ、花の香り。クリーミーでナッツのようなチーズ、プラム、アプリコット、オークとバニラ。
味 :熟成感があり、スモーキー、シトラス、レモンやライムがバランスよく広がります。プラム、切りたてのリンゴ、シードル、海塩、白胡椒、ジンジャークッキー。
余韻:ドライな余韻が切れ上がる。