久しぶりのリリースとなるG&M社のマッカラン。
2001というヴィンテージや価格に目がいき、見逃しがちですが、G&M社としては非常に珍しいシングルカスクリリースであり、真に注目すべきはその度数です。
マッカランは、オフィシャルやオールドを含め名品と呼ばれるボトルでも、加水や50度以下のボトルが非常に多く、今回のように18年以上の長期熟成で、濃厚な色合い、かつ度数が55度以上となると、極々限られたボトルのみとなります。
当店で今までに取り扱った数百種のマッカランの中でも、それらの条件を満たすのはマッカランのエクセプショナルカスクNo1とNo2くらいでしょうか。
両ボトルとも、マッカラン伝説に名を連ねる名品ですので、それらに近しい非常に珍しいレアスペックとなると、ヴィンテージだけでは推し計れない価値がそこにあるかもしれません。難しいかもしれませんが、私もどこかのBARで見かけたら、是非飲んでみたいと思います。
残念ながら極少量入荷となっておりますので、売り切れの際はご容赦下さい。
以下、輸入元資料
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1895年創業、今年125周年を迎え、市場が誕生する前からシングルモルトをボトリングし販売していた老舗ゴードン&マクファイル(以下GM)社。
創業当初より販売を続けており、蒸留所との長く深い関係の中でその歴史を作った同社の代表銘柄の一つ「マッカラン」ですが、ここ数年ボトリングがほぼない状況が続いていました。
しかし、2020年というGM社の記念の年に、超スペシャルなウイスキー、なんと「マッカラン」がボトリングされました!
しかも、「ファーストフィルシェリーのシングルカスク」で、「カスクストレングス」、しかも今までにない例外的な「ハイプルーフ」というこの上ない贅沢な内容。
「マッカラン」というだけでも皆無に近い状況下、通常規格とは一線を画す「日本市場限定」の大変貴重な「マッカラン原酒」、これはお見逃しのないようお願いいたします。
1stフィルシェリーホグスヘッド熟成。
<G&M社:テイスティングノート>
香り:シナモンやセビルオレンジ(ダイダイ)を伴った香りからは、シェリー樽の影響がたっぷり感じられる。
味 :煮たレッドベリーのほのかな風味にヘーゼルナッツやモレロチェリー。
余韻:オータムスパイスやトーストしたオークが長く続く、ミディアムボディなフィニッシュ。