ティーリングの新シリーズ、テイスティングしましたがマスカットのテイストが綺麗に出ており特にお薦めです。アイリッシュは10万円以上の非常に高額なものと1万円前後以下のものに分かれることが多く、20年以上の中長期熟成品で2~3万円のボトルは数も少なく非常に狙い目となっております。
以下、輸入元資料
インディペンデントボトラー「ティーリング」がリリースした新しいシリーズ「ライジングリザーブ」、第一弾となる21年熟成カルカベロス樽フィニッシュ。
ティーリングでは「ヴィンテージリザーブ」という長期熟成の上級シリーズがありますが、こちらは少し若いミドルレンジの熟成品のシリーズで、かつ酒精強化ワインやスティルワインでフィニッシュをかけた46%のシリーズです。
バーボン樽で熟成後、約4年間ホワイトポート「カルカベロス」ワイン樽で追加熟成。
<輸入元テイスティング>
香り:マスカット、グレープタルト、バニラピーチ、ハニー&ナッツ
味 :ソフトでエレガント、バニラ&マスカット、奥からゆっくりピーチ、ドライアプリコット
余韻:フルーツティーから心地よいスパイスと軽いウッディーなテイストが続きます。
総合:ライジングシリーズの第一弾はホワイトポートカスクフィニッシュ!ティーリング20年オーバーのフレーバーには甘めのワインカスクが良くハモリますが、これも期待通りでした!ティーリングらしい魅惑のフルーティーテイストに、カスクフィニッシュによってバニリンとは別のマスカットテイストが加わり、より立体的なテイストに仕上がっております。21年熟成でこの価格でしたらコスパも悪くないですが、唯一日本への入荷本数が大変少ないのが残念です・・・。今後もマルサラやルビーポートフィニッシュなど全部で5種類のリリースが決まっていますので、今後のリリースにもご期待ください。